テスト直前に塾休むなんて、ありえなーい

明日は四街道中学の定期テストです。伸学アカデミーは日曜日と月曜日はお休みです。みんな有意義な家庭学習ができていたかなぁ・・・気になります。塾さんによってはテスト直前期は休校日でも教室を自習開放したり補講をしたり、暗記つめこみ講座をやったり、それぞれの取り組みをされますが、伸学アカデミーはテスト前でもしっかり休みます。

テスト日程や試験範囲が学校によってバラバラなので、テストが近くなるたびに休校日に教室を開けてしまうと、講師は休みなしの日が続いてしまい、ブラック企業まっしぐらになってしまうし、講師は体調が崩しやすくなり、業務パフォーマンスが低下してしまいます。

ですので、おじさん講師3人で高齢化が進む伸学アカデミーでは「生徒も講師も健康第一」で「休む時は休む」「やるときはやる」でメリハリをつけた生活を心がけています。

また、過去に指導した子どもたちの成績推移のデータを比較しても、「休校日も教室あけてガンガンテスト対策をやっていた時代の生徒」と「休校日はしっかり休み、生徒への学習指示をあれもこれもと煩雑化せず、テスト前にやるべきことの断捨離をしている今の生徒」との成績推移はほぼ変わらないことがわかりました。

不必要な直前補講や特訓をさせず、生徒に正しい学習手順を伝えることで、「自分なりの勉強を自主的にする時間」が増え、部活と勉強の両立ができる生活リズムが定着する・・・これが学習の理想形の一つかなと思っています。

なーんて偉そうに書きつつも、伸学アカデミーの生徒全員がしっかりしているわけではありません。
そこでたまに私は生徒の心構えを試すことがあります。その一つが「テスト前日の授業日にちゃんと塾に来るかどうか」です。

2:6:2の法則があります。
集団全体を10とした場合、
全体の2割は「いわれなくても自ら進んで取り組めるグループ」
全体の6割は「いわれればやるけど、いわれないことはやらないグループ」・・・多くはこのグループに属します。
そして残りの2割は「いってもやらないグループ」・・つまり成果が出にくいグループです。
これは社会人の集団の中でも成り立つそうです。

伸学アカデミーでは
テスト前でも、勝手に塾を休まないでね」とお願いしています。
「テストでよい結果を出したい」と思って入会したはずなのに、テスト前に「ためになるテスト直前授業」を休むなんて、本末転倒だと思うからです。
言ってることとやってることが違うじゃん・・・と毎回心の中でツッコミをいれてます(^^;

「いってもやらないグループ」の子に一番多いのは
学校の宿題が終わってなくて提出期限直前だから塾休みたい」です。
他にも
自分なりの勉強したいから、テスト前日は家で勉強します
とか
今日の授業内容はテスト範囲と関係ないから、行っても意味がない
とか、
塾だとうるさいから、静かに家で集中して勉強したい
とか、
あの手この手で「もっともらしい言い訳」を親御さんに主張し、塾を休む許可を求める子もいます。

その「もっともらしい言い訳」を認めてしまう家庭では、次のテストの時も「もっともらしい言い訳」を認めてしまい、それらが積み重なると「直前に慌てる誤った学習姿勢」や「一夜漬けでも何とかなっちゃうと勘違いする、その場しのぎの間違った生活リズム」になってしまいます。日々の積み重ねの成果が試される入試に太刀打ちできないのはいうまでもありません。

今日の授業・・・四街道中の生徒たちはきてくれるかなぁ。

私たちの授業が「価値のある授業」と思ってくれている生徒だったら、今日の授業にも来てくれるはずです。

「この先生の授業、受ける価値ないから休んでもいいかな」と生徒に思われてしまうような授業を、私たちがしていたら、生徒は今日来てくれないと思います。

私の授業は「価値がある」のか「価値がない」のか、どっちかなぁ・・・・みんな、来てくださーい(^^)/

と、上記の文章は授業前に書いたものです。
今は授業後の22:00です。

今日の授業には、なんと「全員が出席」してくれました!
とっても嬉しいし、ほっとしました(#^.^#)

「あたりまえじゃん」って思うかもしれませんが、全員出席ってなかなかないです。
そういう年って、成績上昇率や志望校合格率が高い傾向にあります。
生徒の皆さん、大幅アップ&全員合格しちゃいましょう!

トップへ戻る