「言い訳をしない素直な生徒さん」は伸びている(あたりまえですけど)

四街道中学の定期テスト範囲表が配られました。高校生は定期テスト真っ只中・・・中学生はテスト対策期間・・・部活の練習試合や大会がある中で、時間のやりくりが大変という人もいることでしょう。大人でさえも「忙しい」を言い訳にして、やるべきことを先延ばしにすることがあります。「宿題は期限までにやりなさいって先生から言われてるでしょ!なんでできないの?」と子どもを注意する割には、職場では「この仕事は期限までに終わらせるように言ったよね!なんでできないの?」って上司に注意されてたり・・・(^^;
ぜひ大人になってから困らないように、今のうちに時間の使い方が上手になるよう、優先順位を整理したり、ちょっとした時間を活用したり、早起きで朝学習をしてみたり、いろいろ工夫をしてみて下さいね。

少ない宿題の伸学アカデミーでも、たまに宿題を忘れる(やってこない)生徒がいます。
「すいません。残ってやります」という素直な生徒は、少しずつ伸びていきます。
伸び悩むのは「あー、忘れてた(わざとらしい・・)。来週やってきます」っていう生徒・・。来週も宿題を忘れ、再来週も忘れの繰り返し・・・大人になって、ローンや家賃の返済で「来週払います」「来月払います」ってその場しのぎの繰り返しをしそう・・・(^^;

同様に伸び悩むのは、毎回「もっともらしい言い訳」をしてくる生徒です。
「家に宿題やってきたけどノート持ってくるの忘れました」
「具合悪くて宿題できませんでした」
「テキスト持ってきてないので、宿題残って勉強できません」
「全然わからなかったから宿題できませんでした」
「部活で忙しくて宿題忘れました」・・・こんな感じです。

塾に通う目的の1つは「賢くなること」のはずです。
宿題は「賢くなるための手段の1つ」にすぎません。
でもこういう生徒は、宿題の目的が「親や先生におこられないように」になってしまい、やり方もいい加減だし、間違い直しもしないし、ところどころで答え写しをします。
(最近の子どもは、すべて丸写しというケースは少ないです。巧妙にところどころに答え写しをするケースがほとんどです)

ここで優しい先生(実は甘い先生・生徒になめられる先生)は「今度ちゃんとやってきてね」と無罪放免(めんどくさい生徒の問題を先送りにしただけで何も解決していないけど)にして「いい先生ぶってる」「自分は生徒に理解ある先生だと、自分に酔いしれている」ことが多いですが、次第にクラス全体が宿題忘れの雰囲気に包まれ、数か月後には生徒からも保護者からも見放されます

逆に一見すると「怖い先生」と生徒に思われている先生は、実際には「厳しいけれど、生徒想いな熱心な先生」ということが多いです。(ただ怒りっぽいだけの先生は、もちろんダメですけど・・) 長い目でみたら、「親御さんの代わりに注意をしてくれる厳しい先生」に教わっている生徒さんの方が、学力面でも精神面でも伸びていきます。そんな先生にお子さんを学ばせたいですね。

もっともらしい言い訳をせず、素直に物事を受け入れることができる(いいなりになるということではありません)生徒さんに対しては、学校や塾の先生たちは無意識にその生徒さんを応援する気持ちになっていくものです。そして生徒さんも無意識に周囲の応援にこたえようと、もっと努力を続けようとプラスの行動にうつるようになります。(これをプラスのピグマリオン効果といいます)

伸学アカデミーでもタブレットなどで映像教材も利用していますが、指導のメインは「対面授業」です。特に講義授業の時間は「生徒と先生との真剣勝負の時間」です。
先生と生徒との対話の積み重ねが信頼関係をつくり、信頼関係の積み重ねがプラスのピグマリオン効果を生み、学力面や精神面の成長へとつながっていくからです。

最近「うちの子、定期テストの点数が低すぎて・・・やはり集団指導より個別指導の方がうちの子にはいいんでしょうか」という御相談を複数よせられました。
勉強が苦手でも、素直な性格の皆さんなら、これから伸びる可能性大です。
伸ばし方は先生たちが教えます。安心して下さい。
講義と個別を組み合わせて、皆さんが効果的に伸びていくようお手伝いします。

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