中3生の前期内申が出ました

雨の日は肌寒いですね。今週は四街道高校で中間テストがありました。伸学アカデミーには数人ですけど高校1年生も通ってくれています。みんなどうだったかなぁ・・・いい知らせだけ聞きたい気分です(^^;

昨日、2期制の中学校は3年生の前期内申が出ました。1年生と2年生の内申は11月に出るようですね。
千葉県の公立高校は中1・中2・中3のすべての内申の合計が合否に影響しますが、私立高校は、3年生の内申だけで「併願推薦や専願受験できるか」が決められます。
公立高校を第一志望にする家庭は、公立高校が不合格になったときに備えて、11月の三者面談で「おさえの私立高校をどこにするか」を担任の先生と相談します。

「内申が足りないときは、昔みたいに英数国のテストでうければいいじゃん」・・・そうですね。内申が足りない生徒さんは「一般受験」という出願をしてテストを受けることができます。ですが、一般受験の募集定員は少なくて、狭き門になっています。内申が足りない生徒さんに限って学力が不足していることが多く、ある人気中堅私立高校では一般受験で受けた生徒さんの90%は不合格・・合格の可能性は低いのです。
だから、みんな「内申が各高校の基準を超えていれば、よほどのことがない限り合格が確約される入試形態(校長推薦・併願推薦・専願受験など)」にこだわるのです。

あ、難関校では推薦制度はほぼないです。昔ながらの本番一発勝負です。ある意味フェアな入試形態といえますが、試験問題がとっても難しいです(^^;

で、「内申点がいくつか」とか「内申が前学年の時と比べて上がっているか・下がっているか」とかはもちろん気にしますが、伸学アカデミーでは「欠席・遅刻・早退の日数」「生活・行動の記録」「特記事項」も気にします。これらは公立高校入試でのボーダーライン上での加点があるからです。私立高校の出願の際にも、内申が足りない生徒さんの救済措置として、これらを参考に加点されることがあります。

3年間皆勤(遅刻0・早退0・欠席0)は最強の加点要素です。
検定試験(だいたいは3級以上進学校は準2級以上など)
部活動実績(自己表現のある高校は県大会ベスト4以上、それ以外の高校は県大会ベスト8以上など)
生徒会・委員会活動(生徒会本部役員・委員長・部長・・・運が良ければ副部長・副委員長など)
これらも各高校が定める加点があり、逆転合格ができる場合があります。

そして、「生活・行動の記録(全部で10項目)」・・・これは担任の先生が記入します。
3年生の担任が記入したものが高校に送られ、合否判定材料になります。
△がある生徒さんは問題外ですが、○の数が1~2個の生徒さんも問題ありです。

〇が3つの生徒さんは「担任の先生が、ギリギリおまけでつけた」と思ってください。
特に「基本的生活習慣」の項目に〇がついていない生徒さんは「何かがだらしがない」と担任の先生から思われています。

〇が6つ以上の生徒さんは「人柄は最高」と担任の先生から思われています。つまり、合否判定の際の加点になることがあります。

伸学アカデミーの3年生は、「基本的生活習慣に〇がついていないのは1人だけ」でした。
「〇の数が3つだけの生徒は0人」でした。ほぼ全員が〇が5つ以上ついています。

ちなみに今の3年生が2年生のときに「基本的生活習慣に〇がついていないのは9人」でした。「〇の数が3つだけの生徒は5人」でした。みんな入会前は、やばかったんですね。

子どもたちが自然に成長して、低評価がへり、高評価のふえたのか、伸学アカデミーに入会したことで、子どもたちの意識が前向きに変化したからなのか、原因はわかりません。

少なくとも、この記事を読んでいる皆さんにお伝えしたいのは、
「伸学アカデミーの子どもたちは生活態度のいい子ばかりですよー(と、私は思っています)」
「授業態度もいいし、休み時間と勉強のけじめがついていますよー(と、私は思っています)」
「だから授業がうるさい塾に通っていたら、伸学アカデミーにぜひ来てねー(下心)」
「みんなの足を引っ張るような生徒さんがいる塾に通っていたら、伸学アカデミーにぜひきてねー(下心)」
などなどです。

四街道地区にはたくさんの塾があり、様々な指導方針の塾があります。
その中で「我が子に合う塾選び」をしていただけたらと思います。

わいわいがやがやと授業を受けたいなら、伸学アカデミーには向きません。
だらだらと長時間机に向かいたいなら、伸学アカデミーには向きません。
基本的生活習慣に〇がついていない子と一緒に通いたいなら、伸学アカデミーには向きません。

それぞれの家庭が、塾に望むものは異なります。塾は決して安い買い物ではありません
ぜひ我が子にとって、有意義な放課後が過ごせる学習環境を見つけてみて下さい。

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