今月の前半は夏のような25℃超えになり、今日の四街道は最高気温15℃の冬のはじまりを感じさせる日でした。「食欲の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」「勉強の秋」はどこかへ行ってしまいましたね。
伸学アカデミーでは、中1中2生は定期テスト直前対策期間に入りました。ふだんは19:00~21:35に、週2日(希望者は週3日で苦手科目も勉強できます)先取り授業をしていますが、対策期間中は18:05~21:35の週3日延長授業になり、テスト範囲の復習授業に切り替わります。対策期間で授業時間が増えても、追加の授業料はかかりません。
今回のテスト範囲は「けっこう広い」し「生徒が難しく感じる単元が満載」なので、早め早めにコツコツと机に向かっている生徒さんの方が、よい結果になることと思います。
とはいえ、宿泊学習でうかれまくり、これからテスト勉強はじめようかなー・・・みたいな四街道中の2年生、テスト1週間前なのに、あれも理解できていない、これも理解できていない、といった西中の1年生・2年生・・・心配です(^^;
毎年の「あるある」ですが、非受験学年のこの時期は「勉強でつまずきやすい」「気持ちが勉強よりも勉強以外に向いてしまいがち(スマホ・ゲーム・SNS・部活・恋愛etc.)」という傾向があります。そんな中、「学校も塾も休まず通う(体調管理も大切)」っていうのが、すべての行動の基本です。
伸学アカデミーの授業の進度・密度は濃いです。毎回ためになる内容満載です。なので、家庭学習も頑張ってほしいですけど、「塾の授業は(ぼーっとしないで)しっかり受ける」「塾で板書は(適当にじゃなくて)きちんと書きこむ」「わからないままにしないで、困ったときは友達か先生に(その日のうちに)相談」・・・これだけ実行するだけでも、学力も徐々に伸びていくと思います。
中3生は公立高校入試100日前になりました。今年のメンバーはほぼ全員が第一志望校の射程圏内に入っているので、例年よりはガンガン知識を詰め込まなくてもよさそうです。
先週の授業で、恒例の「100日前から100点アップさせる方法」の話をしました。
今から100点アップさせるには、ざっくりいうと、
「うっかりミスを各科目2問ずつ減らす」
「今解けていない問題を100日後に各科目4問ずつ解けるようにする」
となります。
配点にもよりますが、各科目1問ずつ正解すると、5科目で15~17点アップします。
なので、各科目6問ずつ100日後に正解すると、5科目で90~102点アップします。
たったこれだけのことです。
なのに、
「100点アップなんて私には無理」
「超まじめなやつは100点上がるんでしょ。でも僕は・・」
「ごくわずかの人だけがワンチャン100点上がるんでしょ」
みたいに、すでにあきらめている受験生が、皆さんのまわりにたくさんいるのではないでしょうか。
そこで「毎年、7割以上の中3生が、模試で100点アップできている」という事実と
「ふつうの中3生でも100点アップが可能なラストスパートプログラム」の話をし、
具体的な学習方法の指示をしました。(ここでは詳しくは書きません)
1年後に受験をむかえる中2生の皆さん、気になったらぜひ伸学アカデミーに問い合わせの連絡をお願いします。(^^)/
そして高3生の皆さんは共通テスト60日前になりました。
なのに、中3生よりも高3生のほうが緊張感がないような・・・危機感がないような・・・。
なんか「あれもこれも中途半端」なような・・・。
学習時間も中途半端
学習方法も中途半端
問題集の進み具合も中途半端
志望校選びでさえ中途半端
そして、中途半端なことを取り繕うための「もっともらしい言い訳」も中途半端・・・
たくさんの大学受験生と接してきたので、これも「あるある」なんですけど・・・(^^;
以前の私は「センター試験の過去問は最低10年分以上、できれば20年分解こう」と高3生に学習計画とともに指示していました。
でも共通テストに変わり、出題形式が変わった科目もあるので、今年の高3生には以下の問題集を推奨しています。
1⃣2024代ゼミ 大学入学共通テスト 実戦問題集(代々木ライブラリー)
オリジナル予想問題5回分+2023年本試
2⃣2024大学入試共通テスト 実戦問題集(駿台文庫)
オリジナル予想問題5回分+2023年本試+2022年本試+2021年本試
3⃣2024年用 共通テスト実戦模試(Z会)
オリジナル問題6回分+2023年本試・追試
「短期間でなんとかしたい皆さん」は1⃣と2⃣だけ購入しても十分だと思います。
まず1⃣の2023年本試を解き、自分のだいたいのレベルを把握する
↓
次に1⃣の予想問題を5回分
↓
次に2⃣の予想問題を5回分
↓
入試直前の学力把握のために2⃣の2022年本試と2021年本試を解く
これだけでも13回分の共通テスト対策演習ができます。
もちろん目標大学のボーダーに満たなかった分の解き直しをすることは言うまでもありません。
上記のほかに「共通テスト攻略本」といわれるジャンルの問題集に取り組む受験生もいますが、「12月になって攻略本を購入し、進めるのに時間がかかって、過去問や予想問課題があまり解けなかった」ということのないよう、「攻略本は本来は高3の夏休み前後に取り組む本」だということを申し添えておきます。
上記1⃣~3⃣の問題集にも、共通テストの攻略法が少し載っています。それを読んでから問題に
取り組むといいでしょう。
というわけで、「勉強の秋」を通り越して「追い込みの冬」がやってきちゃいました。
定期テスト対策も、高校受験対策も、大学受験対策も、がんばる皆さんを応援します。